tBreath Voice Training Lab.

「自分の歌を歌おう」〈改訂二版〉
I
  CONTEXT <目次>


はじめに

○自分の歌を歌っていますか
○声や歌の問題だけではない
○伝わること、伝えること


(1)アーティスト・表現論 自分の歌とは何か

○アーティストの条件
○プロになりたい、歌がうまくなりたい、声がよくなりたいは、目的にならない
○ヴォーカルや役者に初心者はいない
○日常化した歌と声
○音響技術の進歩と声力の衰退
○基本に戻る
○プロとアーティストに必要な感性
○現実をみる
○自分をみる
○歌は創造物である
○固定観念をはずそう 本当に必要なものは
○基準となるもの
○歌い手になりたいなら
○目的を絞り込む
○何をめざせばよいのか
○作品の表現を考えること
○「お笑い」のステージに学べ
○文化、民族としての歌を聞く
○アウトプットから考える
○音声表現を否定する国、日本
○歌の効果と使われ方
○日本人が外国人のアーティストのようになれない理由
○歌の判断について
○歌と仕事
○声や歌を聞かせるのではない


(2)レッスン論 何をどう学ぶのか

○学ぶ環境とシステムを得る
○状況に対応する力をつける
○トレーニングの目的
○レッスンは、気づき、オンすること
○テンションの高いこと
○本当の基本とは
○レッスンとトレーナー
○十人十様のプロセス
○イヤートレーニングとステージパフォーマンス
○感覚の切り替え
○唯一のメニュ、やり方などはない
○トレーニングは必要悪、副作用もある
○トレーニングは、しぜんなものから抽出する
○レッスンでやるべきこと
○表現に必要なところまで身につける
○状態が飽和して条件となる
○体力、集中力をつける
○身体の体験に学ぶ
○ポップスの方法論は、歌そのもの
○ライブということ
○創作を1日10編で2年、続けたら
○やれるレベルと基準
○トレーニングをやらずにやれた人を目指すな
○J-POPを使わない理由
○思想、表現を学ぶ
○歌う必要
○普遍的なものをめざして


(3)発声・歌唱論 日本人の声・歌の限界と突破法

○正しい声とは何か
○歌や声の才能
○歌い方を似させない
○歌は声で、声は息で伸ばす
○歌のモチーフ
○スタンダードとオリジナル
○最低限、必要なところとは
○日本人の弱点
○音声の判断力がない
○強弱リズムの感覚がない 統一音声
○強拍に巻き込む
○日本人の発声法は、応用ばかり
○話す声と歌う声は同じか?
○歌は声の応用の一つ
○声区を分けない
○歌は教えられない
○歌の目的
○難しく歌わない
○つくらない
○シンプルにする
○伸ばさずに切る
○インパクトは声量でなく、鋭さ
○ひびかさず、練り込む
○他人の声は他人の声
○日本人女性の声の欠点
○アカペラ、マイクなしでみる
○深い息のh
○トレーニングで、キャパを拡げる
○点と線
○日本語でない発声ポイントをつかむ
○日本人と欧米人の音声力の違い
○体の振動で聴く
○出だしの1フレーズの大切さ
○声があれば、歌えるわけではない
○呼吸の深さ
○基本は器づくり
○どこにも邪魔されない声
○ことばから歌へ
○歌への変換
○比較して、メニュにする
○表の声、裏の声
○日本では、あたりまえに学べなくなる
○今、ここで問うこと
○外国人の声と日本人の声の、使い方と深さはどうして違う
○日本の中の音声文化の評価
Q.どんな声でも出せるのか
Q.舌や口が動かずうまく伝わらないようなのですが
Q.口は大きく開けた方がよいのか
Q.顔や体の大きさで声は変わってくるのか 声については、何が問われるのですか
Q.声量や声域は努力で無限に引き出せるのか
Q.歌のうまさは生まれつきか
Q.最近、高音部が出なくなるのだが。声がうまく出なくなることが多くて困る
Q.実力とは何か
Q.役者として、迫力のあるしゃべりができるようになりたいのだが


(4)音楽基礎論 音楽耳のつくり方、リズムと音色

○外国人の日常の音声レベルに学ぶ
○ポップスとクラシック
○音色とリズムを中心にする
○ポピュラーでの高音発声の弊害
○声を使い分ける感覚をもつ
○音楽は線の世界
○4フレーズで半オクターブを
○ルールに気づく
○日本語のリズムからの切りかえ
○即興で問う、楽しむ
○音楽の原理に合わせる
○強いのが高くなる
○感覚を増幅する、まとめないこと
○作詞作曲の力がつく
○音程は意識しない
○正確さは、表現のためにある
○音程、発音(滑舌)は後まわしでよい
○入っていないものは、出てこない
○真に学ぶべきことについて
○強で事を起こし、弱で拾いあげる
○リズム感は、相対感覚を利用する
○欧米と日本との比較
○日本人の非創造的環境
○マックスとミニマム


(5)呼吸論 本当の腹式呼吸とは何か?

○呼吸法
○正しい腹式呼吸のマスターとは
○3年から、差がつく
○呼吸トレーニングの目的
○ヴォイストレーニングは、声を出すことではない
○家でもできるブレストレーニング
○声を出さずにやれること
○深い息の必要性を知る
○強化トレーニングの難点
○息を聴く
○息の深さ
○感覚とトレーニングを結びつける
○口から吸ってもよい
○加減を知る
○どんな姿勢でも声をキープすること
○姿勢のチェックポイント


(6)舞台論 自分を知るために学べる場をもつ

○レッスンのレベル
○必要な場とは
○しっかりと学ぶために
○似ている見本は、よくない
○真似しない
○編集力
○プロとの接点をつける
○聞きとる
○異色なものに学ぶ
○声が出ないと、歌えないわけでない
○独学でやることの限界
○一人よがりにならないために
○バックボーンを身につける
Q.多人数の前が苦手だが、どうすればよいか
Q.音楽スクールとの考え方や方針との違い
Q.どこで学べばよいか


(7)トレーニング論 伸びる人の条件、トレーナーの条件

○ノウハウやメニュでなく、基準と材料を得る
○歌のトレーニングはどうやるのか
Q.上達していくためには、どの程度の練習をすればよいか
Q.毎日やって効果がある練習方法とは
Q.日常で注意しなくてはいけないことは何か
Q.トレーニングで間違った方向にいくと、癖にならないか
Q.普段からきちんと発声して会話した方がよいか
Q.ヴォイストレーニングを受けて一流の歌を歌えるようになった人はたくさんいるのですか
Q.修業期をどう過ごせばよいか
Q.不規則的な生活と仕事との両立はできますか
Q.日本の芸術教育について、どの分野も本当の意味で実力を向上させる場が少ないと感じます。世界の人とどう触れ合うのか
Q.研究所のトレーニングのノウハウやメニュは
○トレーナーの弊害
○ヴォイストレーナーになれるか
Q.必ず身につくのですか
Q.研究所の方法、方針を知りたい
○トレーナーの条件


(8)アーティストについて知る作品集

「ミルバ '98」
「Artist 美空ひばり 2001 13回忌」
「リブ・フォエヴァー」
「キツネの話」(「'96合宿特集 福島英レッスン」より)


さいごに

○現場での最大の問題
○学ぶのに必要なこと
○やれるということ


あとがき


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