ブレスヴォイストレーニング研究所

――音声を舞台で表現するために――
プロフェッショナルへの伝言1

めざせ、アーティスト
学び方のヒント
 
――ブレスヴォイストレーニング研究所
 監修 福島英
 
プロフェッショナルになるための考え方、
ブレスヴォイストレーニング研究所とその理念
 

< 目 次 >
 
はじめに

Ⅰ 福島英 アーティスト詩集 歌は決してあなたを裏切らない
1-1 うぶ声よりも高く歌いあげよ~たかが歌、されど歌
1-2 キラッとしたものをキラ、キラ、キラに
1-3 一分間で一生
1-4 本当のあなたとの出会い
1-5 夢をかなえるということ
1-6 こだわりについて、こだわるべきことについて
1-7 すばらしいこと
1-8 歌は決してきみを裏切らない
1-9 あなたって何だ?
1-10 やめたくなったあなたへ、一度だけおくる詩
1-11 ラスト・レッスン
1-12 まだ、レッスンは……
1-13 軽井沢のつき抜けるような空へ
1-14 五合目
1-15 最期のうた
1-16 ミルバ ’98
1-17 “自”殺
1-18 感性と声
1-19 「ライブ感覚」をもつ
1-20 問い
1-21 遠い昔、どこかの国のどこかの街のお話
1-22 伝えるもの
1-23 何ものかになるということ
1-24 三段腹に弾丸を! 若き者へ
1-25 マラソンランナーの孤独
1-26 ステージの完成度なんか考えるな

 

Ⅱ 研究所―学びの場とその役割
2-1 出会いと場
2-2 ワークショップとしての場
2-3 きっと最後の他人のためのアーティスト論――研究所のあり方について
2-4 誰に求められているか
2-5 自ら発信せよ
2-6 今を生きる
2-7 自灯明~自分で選ぶということ、選ばれるということ
2-8 底辺であること、周辺であること
2-9 今のままの私では困る
2-10 ベテランへのメッセージ
2-11 迷いと光明
2-12 群れるな
2-13 わかることとできること
2-14 きみの売りものは
2-15 全力を尽くしていますか
2-16 自分を研究すること
2-17 一〇年たったら見てごらん。
2-18 卒業すること
2-19 自省し、自分自身を見つめよ
2-20 時代を街を呼吸せよ
2-21 今、闘っているか?
2-22 今を生きているか?
2-23 自分の名で生きること 歌うこと
2-24 “学ぶ”こと
2-25 常に唱えよ
2-26 課題のとりくみ方
2-27 軽井沢と私
2-28 ないもの

 

Ⅲ ブレスヴォイストレーニングの学び方
3-1 トレーニングの心得
3-2 ステージへの心構え
3-3 表現とトレーニングの本質
3-4 型と形
3-5 心から入ること
3-6 作品は末端にすぎない
3-7 表現のヒント
3-8 自分を育てる
3-9 感性について
3-10 美学について
3-11 上達のために
3-12 仏と鬼 伸びている理由、やれている理由
3-13 歌の楽しみ
3-14 “歌う”ということ
3-15 本質を観て知り、わかり身につけることの難しさ
3-16 知ること
3-17 才能の開化まで10年…1万時間
3-18 ロックのトレーニング
3-19 トレーニングへの取り組み方
3-20 あたりまえのこと
3-21 いつもいっていること
3-22 伸びない人への十戒
3-22 ヴォイストレーニングの5ステップ

 

Ⅳ BV座ステージといくつかの試みより
4-1 精神的バックボーンを得ること
4-2 舞台について
4-3 本物・一流の条件を得るために
4-4 無名戦士の墓
4-5 迷いから抜けるために
4-6 BV座について
4-7 BV座、一時中断
4-8 前期発表会を終えて
4-9 パワー不足では、発進できない
4-10 三人ライブを終えて
4-11 格好ヨクて力がつくか
4-12 何を問うているか
4-13 関西集中レッスン発表会ライブ評
4-14 アーティストの集まる場への回帰を
4-15 今日のあなたのことばがあなたを決める

 

Ⅴ 私はこう考える
5-1 〈自由〉、〈平等〉の嘘
5-2 プラス志向の嘘
5-3 ビジネスと音楽について 歌は個人事業か?
5-4 いまだ欧米もどきの日本の歌 ヴォーカリストはなぜ育たないか
5-5 偉大―しか能のない奴―を学ぶ
5-6 Be Artist――歌と作品の間
5-7 サッカーボール一つ 歌一つ
5-8 与えること
5-9 志と莫妄想
5-10 一芸に生きること

 

Ⅵ A(IT)回答集
6-1 主体性をもつとは
6-2 思い込みと偏見に曇らされるな
6-3 高い志をもつこと
6-4 言いわけと逃げになっていないか
6-5 こういう奴、それはあなただ!
6-6 信じられるのは、この肉体の完成の力
6-7 自分を語れ、迷える子羊へ
6-8 ユートピア幻想
6-9 大通夜(ボツネタ供養)
6-10 歌の表現
6-11 考え方と実践
6-12 あいつはいつも
6-13 そのときおまえは

 

Ⅶ 福島英と研究所
7-1 一粒の種
7-2 その“とき”
7-3 感謝
7-4 BVX’masライブ評
7-5 親愛する友へ

 

Ⅷ セレクト集 
8-1 “鏡”
8-2 「リブ・フォエヴァー」
8-3 細胞の意識をとり出す
8-4 偉大な秘密

 

あとがき1 キツネの話

 

あとがき2  人と歌と生きざま

○横尾忠則 無防備でいること
○王貞治 技術と志