ブレスヴォイスライブラリーについて

 

<ブレスヴォイストレーニング研究所コレクション>

 ブレスヴォイストレーニング研究所コレクションは、福島英を中心に、トレーナー、スタッフ、研究生などが、およそ30年にわたって集めてきた世界中の声やトレーニングに関する資料、マニュアル、CD、VTR、LD、DVD、論文、本、カセット、ブックスなどのコレクションに加えて、ブレスヴォイスライブラリーは、福島英の研究所内外における活動の記録、(研究生、一般の方の論文、レポート、VTR、CDR、テープなどを含む)、日本や世界での関わったアーティスト、声楽家、ヴォイストレーナーなど、ヴォイストレーニングと声を中心としたアーカイブです。

 代表、福島英は、関わったアーティストだけでなく、1990年頃から自分の講演、ワークショップ、対談・取材、ラジオ、TV、CM出演の収録・保存、レッスンについては研究所内外問わず、トレーナーのメニュなどの収録・保存、研究所においては、全研究生の発表、イベント、ライブ、提出物(報告、内容、VTR、カセットテープ)を研究所の財産として、記録・保存してきました。まだまだ福島英の研究範囲は、各方面からの要望もあって広がる一方です。(特に、ここのところは大脳生理学、感性、集中力、創造工学、アンチエイジング、教育学、邦楽、落語など)

 福島英の講演会は、研究所主宰のものだけで500回を超えました。(長らく、東京月2〜4回、京都1回(隔月ほか)で行なってきました。)
 その間、作曲家千住氏や声紋分析の鈴木氏との日本デザイン会議、鴻上氏主宰のワークショップ、英語耳研究の松澤氏、アナウンサーの発音教育の礎 塩原氏、NHK演出家 勝田氏、B'sプロデューサー浅井氏らとの、プロデューサー特別講座、劇作家 平田氏、黒人シンガーなど、プロ歌手、演出家、ステージパフォーマンス、ワークショップなどを催してきました。
 また、谷川俊太郎氏、竹内敏晴氏、巻上氏、米山氏(医師)などとの対談(月刊「教育音楽」掲載)、その他にも、文章表現、話術表現、音楽芸能評と、幅広い活動をしてきました。これらの内容も順次、公開していく予定です。


<研究所の会報>

 会報は、最初は不定期、当初スタッフの手作り(リソグラフ)でしたが、95年頃からは印刷製本と、月刊で本一冊分(原稿用紙400字×200〜300枚)の分量になりました。特別号が加わるようになり、一時は78ページの巨大な情報量となりました(現在はダイジェストして38ページ前後です)。2011年1月で創刊233号となり、日本だけでなく世界でも類をみない貴重な声とレッスンの資料や記録となっています。
 研究生やトレーナーのレポート研究なども、膨大な収録分から紙面を徐々にネット化対応しているところです。合宿特別号として、1993年からの軽井沢(河口湖)合宿やワークショップ特集など、その軌跡もまとめました。
 これまでに札幌、福岡、広島、仙台などで公開セミナー実施。その収録もあります(現在、これらの活動は不定期(未定)です。)


<海外との関連>

 この間、福島が別の仕事をも含めて、海外に訪れた国(都市)は、50都市以上(アメリカ(ハワイ、グアムも含む)、イギリス、フランス、オーストリア、ポルトガル、スペイン、ルーマニア、ユーゴスラビア、イタリア、オーストラリア、ニュージーランド、中国、マレーシア、タイ、台湾、韓国、インドネシア、インド、カンボジア、ベトナム、トルコ、エジプト、ブラジル、アルゼンチン、ジャマイカ、キューバなど)。日本国内では47都道府県全てに及びます。
 [ここ2001〜2007年に関しては、福言、日録の紀行文参照。そこでの収録ビデオや歌や声の研究に関しては、いずれ発表いたします。]
 その間、多くの専門家、関係者と会い、一方で音楽・発声の資料や研究、声の素材収集につとめてきました。コンピューターなどを使っての声の分析研究も、第一線の専門家とともに、膨大な音声データをストック・分析しています。
 このライブラリーでは、それらを中心に、できるだけ早く専門家や一般の方の研究に役立つ材料を提供していく所存です。また、専門家および一般の皆様のご協力、共同研究、寄贈なども歓迎いたしております。

【BVLab.コレクション(A)】

<音と映像>
1.DVD、LD、VHS(HDD)
2.CD、カセットテープ、DAT

<本、論文、教材、資料>
1.本
2.教材
3.プレスリリース資料
4.曲集、楽譜
5.歌詞集

【BVLab.コレクション(B)】研究生用

                         (2004.4月 編集部まとめ 改訂101230/110207)